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囲碁塾最終日 [「囲碁塾」]

今日は「囲碁塾」の最終日、5日目でした。
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2012/07/2012_5.html



今日は、宿題の解説をしてから9路盤対局をしました。
宿題の内容は

①両アタリ
②シチョウ
③ゲタ
④ウッテガエシ

の4題です。
みんな積極的に手を上げて、発言も活発で素晴らしかったです☆


5日目ともなると子ども達は友達もできたようで、
じゃれ合ったり、
「キミとは打たない。キミは強いから!」などと言い合ってふざけたり、
お手伝いの大学生のお姉さんでは収拾がつかないほど賑やかでした。
進行ができなくなってしまうので私から彼らにキツメに言いましたが、
内心では微笑ましく思っていました。
互いに囲碁を続ければまた会えるので、
ぜひ今回をきっかけに『囲碁』と『友情関係』を続けて行ってください[グッド(上向き矢印)]


教室の途中で、
今日は『生きている石』と『死んでいる石』についての話をしました。

『生きる(=ぜったいに取られない石のこと)ためには、眼が2つ!』

これはポイントなので、子ども達には何回も確認しました[ひらめき]
忘れないでね(^_-)-☆



保護者の皆さんは終了30分前に「日本棋院内ツアー」に行き、
棋院の担当者の案内で地下1階にある資料館や5階にある幽玄の間(普段は非公開)を見学しました。

子ども達はギリギリまで対局をしていましたが、
5日間で60局くらい打ったようです。
最後に一人一人に声を掛けながら認定証と棋院からのプレゼント”紙の9路盤”を手渡して、
棋院の担当者の挨拶、
私の最後の挨拶のあと、
みんなで
「ありがとうございました!」
「さようなら」
と挨拶をして囲碁塾Аコースは終了となりました。



参加者の皆さんは、
初日の月曜日は
不安げな表情で、“囲碁を全く知らない~少し知っている”レベルでしたが、
最終日の金曜日には
真剣な表情で対局をし、私の質問にも自信のある表情で答え、棋院から“30級”の認定証を貰えるまでになりました。
そして、お友達もできて笑い声も聞こえて来ました。
きっと、囲碁が好きに~得意になってくださったと思います。
この猛暑の中、5日間毎日市ヶ谷まで通うのは大変だったと思いますが、
充実した1週間になったのではないでしょうか。
もしかしたら、
この1週間で人生がガラリと変わってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
数年前の囲碁塾「入門クラス」に参加していた子が、今や“院生”(プロの卵)になっている例もあります。
いつも、そして今日も、
最終日の最後はセンチメンタルな気持ちになりますが、
参加者の皆さんがこれからも囲碁を続けて下されば、またどこかでお会いできます。
そのときは、ぜひ気軽に声を掛けてくださいね。





私は、

【囲碁塾Bコース = 2012年8月27日(月) ― 31日(金)】
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2012/07/2012_5.html

の「入門クラス」の講師も務めます。

参加者の皆さんとの出会いと再会を楽しみにしています[ハートたち(複数ハート)]








写真は、
2008年、韓国ソウルにある韓国障害者雇用促進公団にて「障害者・国際囲碁大会」が行われたときのもの。
日本から3名、タイから2名、中国から1名、フランスから1名が招待選手として参加しました。
私はフランス人の友人Pの付き添いとして同行しました。
Pは眼がほとんど見えないので、このときは視覚障碍者用の碁盤を使って対局をしました。
ちなみに、彼はフランスを代表する打ち手で、日本の六段以上はあります。

囲碁ができると、世界中にお友達ができます。


200806081050000 (500x281).jpg




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