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子どもとの対局で~ [母校のC小学校]

 先週土曜日の囲碁教室で、2年生男子2人を2面打ち(1人で2人を相手に打つこと)をしました。



 一人の少年が、
「置石はしないっ!コミはなしでっ!」
と積極発言。




 彼は19路盤でヨチヨチ打てる程度なので、
 本当のことを言うと・・・置石を20子以上置いてもらっていい勝負なのですが、
 まぁ、その積極さを買いましょう[わーい(嬉しい顔)]


 「分かった。では、お願いします」  と私。   少年は自信満々の表情で、石音高く、  1手目を“天元”(真ん中の星のこと)に打ちました。  なぁるほど。あれね。あの作戦ね[猫]  私が2手目を隅の星に打つと彼も3手目を隅の星に打ち、  私が4手目を隅の小目に打つと彼も5手目を隅の小目に打ち、  私がカカると彼もカカる、、、  そう、  彼は”マネ碁”をしたのでした。  「マンガで~」と言っていたので、  どうもヒカルの碁で“マネ碁”を知ったようです^^;  終盤で  「もう、マネ碁をやめよう~」  と彼が独り言を言ったので不思議に思っていると、  盤上に碁石がたくさんあり過ぎて私がどこに打ったか分からなくなり、  マネができなくなってしまったようでした^^;  “これはチャンス”  と思った私は、  「後は仕上げだけだけど、ここまで来たら誰が打っても変わらないから、  自分の好きなように打ってみたらどう?」  と言いました。  彼も「そうしようかな~[るんるん]」と素直に言っていましたが、  そうこうしているうちに私がどこに打ったかが分かったので、  また、“マネ碁”続行です。  その後、  あと10手くらいで終わり、という局面のときにも彼が分からなくなったので、  そこからは自由に打つことにしました。  整地をして黒の勝ちが確定すると、  とても満足そう。[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]  今まで“マネ碁”の話を子ども達にしたことはありませんでしたし、  賛否両論あるとは思いますが、  初心者にとっては向きも色も違うものを真似るのは、結構大変だと思います。  そして何より、  どこかで知ったことを「試してみよう!」と思い実際に行動した、  彼のその気持ちが素晴らしいと思いました。  (世の中には「知識はあるが、使えない」人が多いのに。。。)  ※囲碁大会では、マネ碁はしないでね(^_-)-☆
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