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囲碁塾:盤外編 [「囲碁塾」]

先日の『囲碁塾Аコース』には私の生徒も多数参加して、
昇級昇段をした子もいました[ぴかぴか(新しい)]
囲碁塾は色々な人とたくさん打てるのが最大の魅力で、
規定を満たせば昇級昇段もできるので子ども達にとって大いに励みになります。
普段とは違う雰囲気の中での“真剣勝負”ですから、子ども達は1局打つごとに強くなります[グッド(上向き矢印)]
初日に囲碁本[本]、最終日には棋院の認定証を貰えて、
“5日間で8千円”とは本当に安いですし、良いイベントだと思います[ぴかぴか(新しい)]

【Bコース = 2012年8月27日(月) ― 31日(金)の5日間】は現在募集中ですので、
ぜひご参加ください[exclamation×2]
詳細、お申し込みははこちら。
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2012/07/2012_5.html



ところで、
私が講師を務めた囲碁塾Аコースの「入門クラス」では、私の生徒が何人か手伝ってくれました。
中3で五段のEちゃんを筆頭に、中1で16級のKちゃん、小5で4級のYちゃん。
そして、19路盤クラスに参加していた6年生のOくんと3年生のMくんです。

Eちゃんは外見が大人っぽいからか
初日から参加者の皆さんにアルバイトの大学生達と同じように声を掛けられていましたが、
ちゃんと対処していました。
小さい子が負けが込んでいたり、よく分かっていないな、と分かれば、
ずっと付き添って励ましたりアドバイスをしていました。
大人でもなかなかできることではないので、自分の生徒ながら立派だと思います。


そんなEちゃんに憧れて、お手伝いをしてくれたのがKちゃんとYちゃんです。
まだまだEちゃんの域には達していませんが、
身近にステキな先輩がいるので、きっと数年後には皆に慕われる先輩になるでしょう。


OくんとMくんは、
最終日に、私に成績の報告に来たのでその流れで手伝ってもらいましたが、2人の成長を感じました。
Oくんは6年生らしくなりましたし、
Mくんは紙の9路盤を参加者に手渡す時に「おめでとうございます」と言って渡していました。
私が助言をした訳ではないのですが、
一人一人に声を掛けていて素晴らしいなぁ!と思いました。




子ども達には、囲碁が強くなるだけではなく、“人”として成長して欲しいと願っています。
囲碁は人により向き不向きもありますし、得手不得手もありますし、上達の速度も違います。
勝つことだけ、強いことだけが囲碁の魅力だとは私は思いませんし、威張るのもおかしな話です。
囲碁は、
年齢や言葉の壁も越えますし、眼が見えなくても耳が聞こえなくても打てます。
車椅子に乗っていても、囲碁は打てます。
囲碁は、人と人をつなぐ“道具”なのです。

ときには“負け役”も必要です。
今回、EちゃんやKちゃん、Yちゃんは“負け役”を引き受けてくれました。
“負け役”やいつもの生徒側ではなく“指導者側の立場”で物事を観ることで、
いつもとは違うことを感じたはずです。

囲碁から多くのことを学んで、吸収して、ステキな大人になって欲しい!

それが私の1番の願いです。






写真は、2000年にスイスのロカルノで囲碁指導をしたたときのもの。
スイス人の友人は6か国語も話せるそうで、驚いて感動してのけぞりました!
囲碁ができると、世界中にお友達ができます。


Naoko - simultanée 01 (500x333).jpg



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